【#18】ケアマネ試験合格への道:なぜ介護保険は生まれたのか?創設の背景と「措置から契約へ」を整理

ケアマネ試験勉強

1 導入

こんにちは、yukiです。

仕事に家事、そして育児。毎日バタバタと過ぎていく中で、ケアマネ試験の勉強時間を確保するのは本当に大変ですよね。僕もシングルファザーとして生活相談員の仕事をしながら、子どもが寝静まった後にテキストを開く日々です。

「今日は疲れたから明日でいいかな…」

そんな夜もありますが、同じ目標を持つ仲間がいると思うと、もう少し頑張ってみようと思えます。

さて、今回はケアマネ試験の介護支援分野の重要テーマである

「介護保険制度の創設の背景」

について整理していきます。

法律の成り立ちは一見暗記科目に見えますが、
なぜこの制度が必要だったのかを理解すると、その後の学習が一気に理解しやすくなります。


2 試験ポイント

介護保険制度が2000年にスタートするまで、日本にはいくつかの大きな課題がありました。

試験では特に次のポイントが重要です。


① 高齢化の進行

日本は世界でも類を見ないスピードで高齢化が進みました。

高齢者人口が増えると、当然ながら介護を必要とする人も増加します。

これまでの制度では対応が難しくなり、新しい仕組みが求められました。


② 家族介護の限界

以前は

「介護は家族が担うもの」

という考え方が一般的でした。

しかし

・核家族化
・共働き世帯の増加
・高齢者のみ世帯の増加

などにより、家族だけで介護を担うことが難しくなっていきました。


③ 医療費の増大と社会的入院

ここは試験でも頻出ポイントです。

介護サービスが不足していたため、本来は治療の必要がない高齢者が

長期間病院に入院する

という問題が起きました。

これを

社会的入院

といいます。

医療費は高額なため、国家財政にも大きな負担となりました。


④ 措置制度の限界

介護保険制度ができる前、高齢者福祉は

措置制度

という仕組みでした。

これは

行政がサービスを決定する制度

です。

つまり

「どの施設を利用するか」

は利用者ではなく、行政が決めていました。

そのため

・利用者の選択権がない
・サービスが画一的
・所得による負担の不公平

といった問題がありました。


⑤ 措置制度から契約制度へ

これらの問題を解決するために生まれたのが

介護保険制度

です。

行政が決める「措置」ではなく

利用者が自分でサービスを選び
事業者と契約する

契約制度

へと大きく転換しました。

この考え方は

利用者主体
自立支援

という理念にもつながっています。


3 現場とのつながり

生活相談員として働いていると、この制度の意味を日々実感します。

相談室に来られるご家族の中には

「もう家では見られません」
「仕事を辞めないと介護できません」

と疲れ切った表情で相談される方も少なくありません。

もし介護保険制度がなかったら、こうした家族はすべて家庭だけで支えなければならなかったはずです。

以前、措置制度の時代を知る先輩から

「昔は施設に入るにも行政にお願いするしかなかった」

という話を聞いたことがあります。

今では

・ケアマネジャーと相談
・利用者の希望を確認
・サービスを選択

という流れが当たり前になりました。

これは制度の大きな進歩だと感じています。


4 試験対策

試験対策として必ず覚えておきたいポイントです。

年号

1997年(平成9年)
介護保険法成立

2000年(平成12年)
介護保険制度開始


キーワード

措置制度 → 契約制度


制度の特徴

介護保険は

社会保険方式

で運営されています。

税金だけではなく

保険料

を出し合って支える仕組みです。


5 まとめ

今回は

介護保険制度の創設の背景

について整理しました。

高齢化の進行
社会的入院
家族介護の限界

こうした問題を解決するために、日本は新しい制度として

介護保険制度

を導入しました。

制度の背景を理解すると、ケアマネ試験の内容がより深く理解できるようになります。

仕事や育児をしながらの勉強は本当に大変ですが、10分でも積み重ねれば確実に力になります。

僕も同じ受験生として、一歩ずつ進んでいきます。

一緒に頑張りましょう!


【次回の記事】

次回は

介護保険の保険者と被保険者

について整理します。

「誰が制度を運営して、誰が対象なのか?」

試験でも重要なポイントなので、ぜひチェックしてください。

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